陶芸窯耐熱線の交換

陶芸窯。毎週焼いていれば壊れることも。
炉壁の補修に熱線の交換。たまにはメンテナンスも必要ですね。

Kiln Maintenace/Exchanging heat-ray

耐熱線の交換

陶芸窯 | 耐熱線交換

使用した道具

  • ■絶縁手袋…軍手でもいいかも知れないけど絶縁手袋が○です。
  • ■スパナ・・・コントロールボックスを開閉に使用。
  • ■ペンチ・・・熱線を切断するために使用。
  • ■粉塵マスク・・・長生きして人生いろいろ楽しむために☆
  • ■6角レンチ・・・金属コネクターの脱着に。
  • ■ライト・・・熱線やコントロールボックス内の配線を確認。

温度上昇エラー

■温度上昇エラー■

12/1 本焼中、952℃で温度上昇不能…Error-F1。ヒューズ切れ?熱線切れ?それとも経年劣化?ひとまず電源をOFFにしヒューズをチェック。切れていない。次は炉内温度が下がるのを待ち熱線確認。えっ、本来シルバー色の熱線が焦げている!?そういえもう軽く400回以上は焼いていたんだなぁ~とちょっとしみじみ。早速熱線を業者に発注。なかなかネット検索しても出てこない熱線交換の模様をココでレポートしておきます。自分自身の記録のため、そして同じような状況になってしまって検索してあなたのために。

交換部品

■交換部品■

今回交換したのは熱線2本。接続端子のコネクター4ヶ。発注して4日後に到着。なかなか需要のなさそうな部品なのに納品が意外に早くてびっくり。

カンタル線

コレがヒーター線。1本うん万円・・・。のちのち出てくる炉内の線と比べるとピカピカしていますね。

耐熱コネクター

接続端子のコネクター。なんだかこういうパーツ、僕は好きです。1,300℃の温度に耐えうるような金属で出来ているんでしょうね。

電気窯耐熱コネクター

コネクターを並べてみた。下の旧部品から改良されている様子。熱線と耐熱電線をつなぐ穴がひとつだった旧部品と比べそれぞれを繋げられるように2穴になっている。なので、接続しやすい♪旧コネクターと比べてみてください。

耐熱コネクター旧バージョン

これが旧コネクター。穴も一つだし少し焦げてる。上の部品と比べると少しお粗末なような。でも良く頑張ってくれました。

熱線の交換

■熱線の交換■

①古い熱線の確認
交換前の炉内。先ほど確認した熱線と比べて焦げ付いているのが分かりますね。こうなるとなかなか温度が上昇がしずらい状況に。*耐熱線交換後は温度上昇もスムーズになり電気代が安くなりました^-^

古い熱線を取り出す

②古い熱線を取り出す

っと、その前にもちろんブレーカーを落とし絶縁手袋をはめる。じゃないと感電することも。さてさて、まずは熱線を取り出さなければ。説明書では「コントロールボックスの遠いところから外してください」となっていたが角の外しやすい所からでもいいと思う。ただ炉壁がもろく掛けやすいので注意すること。慎重に…。

熱線を切断する

③熱線を切断する

だんだん慣れてきて慎重さがなくなってきたところ。意外にもサクサク外れる。外れたら熱線が出ている根元付近をペンチ等で切断。

古い熱線のマクロ写真

取り外した古い熱線のマクロ写真。

コントロールボックスを開ける

④コントロールボックスを開ける

まずはコントロールボックスをスパナ、ペンチ、ブライヤ等で開ける。そうすると左のような配線郡が出てくる。『もう、ダメだ!』という思いが一瞬頭をよぎるがここは冷静に。例のコネクター部分だけを見ればいい。

旧コネクター、熱線を外す

⑤旧コネクター、熱線を外す

6角レンチを使いコネクター部に締められているソケットボルトを緩め熱線を完全に取り除く。コントロールボックス内に残った熱線は炉内より簡単に取り出せる。左の写真で6角レンチの右側に見える黒い線が耐熱電線。コネクター部の黒耐熱電線の下にちょこっと覗かせている線が熱線。左側に白く見えている棒のようなものはセラミックで出来ていた。

熱線の溝を掃除する

⑥熱線の溝を掃除する

新しい熱線を入れる前に炉内、溝などを粉塵マスクをし清掃する。溝はホウキよりも筆の方が清掃しやすかった。筆などで履いた後は掃除機で吸い取ると完璧☆

熱線交換時に出たごみ

結構な量のゴミが取れた。素焼きで爆発したときのものや熱線を取り出した際に削れた炉壁などetc...

熱線をコントロールボックス側に

⑦新しい熱線をコントロールボックス側に出す。

耐熱線の根本に見えている白いセラミック質の筒は非常に硬くて丈夫だったので結構ガツガツやってもたぶん?大丈夫です。

熱線を溝にはめる

⑧新しい熱線を溝にはめる

新しい熱線は柔軟性があるので比較的入れやすい。かっちり溝からはみ出ないように入れていく。ちなみに、熱線は一度窯入れすると脆くなるので焼成後は注意が必要です。

熱線の最終調整

⑨熱線の最終調整

⑧にて熱線をすべて溝に入れ終わったら偏りが出ないように微調整しながら入れ直す。ココでは1箇所がなかなか入りずらくて苦労した・・・。どうしても熱線が溝から出っ張ってしまう。どうやら熱線を外すときに雑になってしまい炉壁の一部が掛けた様子。次回、気をつけるポイントかな。

コネクターに耐熱電線、熱線を繋ぐ

⑩新しいコネクターに耐熱電線、熱線を繋ぐ

セットボルト側(6角レンチの刺さってる穴)に熱線を、ソケットボルト側に耐熱電線をしっかりと繋ぐ。

余分な熱線のカット

⑪余分な熱線を切る

ペンチなどでコネクター部より出た余った熱線をカットする。各箇所同じようにコネクターに熱線、耐熱電線を繋いでいきコントロールボックスを閉め完成。

ブレーカーを上げる

⑫ブレーカーを上げ終了

もう一度新しく張り直した炉内の熱線、コントロールボックスなどを確認しブレーカーを上げる。写真は窯に繋がれたリード線。太さ3cm近くも!!。以上、窯の熱線交換レポートでした。

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